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◎最初は、ニュージーランドで頑張っていけるのか疑問に思えた
私はWellington郊外の全校生徒100名という小学校に派遣されました。
子供たちは基本的に人なつっこく、日本語の授業をとても楽しみにしていました。しかしそれだけに、何をしたら子供たちが喜んで、しかも多少なりとも学習してくれるのか、最初の学期は家に帰っても学校のことがずっと頭から離れませんでした。
プレッシャーでストレスから開放されず、かなりつらい思いもしました。授業に興味がなかったり、うまく説明したり仲介したりできないと、子供たちは騒ぎまわり、けんかが始まることさえありました。初めての長期海外生活、初めてのホームステイ生活ということもあり、ホストファミリーとの関係もなかなかすぐにうまくはいきませんでした。私の英語力不足も重なり、学校でのストレス、そしてホームステイ先でのストレスと、このまま自分はここニュージーランドで頑張っていけるのか疑問に思えてきました。

◎何かあったら誰かに伝え、助けやサポートを求めることの重要性を学んだ
ホームステイ先を変わり、新たな気持ちで取り組んだ2学期目。自分ではかなり準備をして挑んだつもりでしたが、Room1(5〜6歳)の授業で上手くいかなったばかりか、ある子供に「ちゃんとした英語をしゃべってくれる?」と言われ、とうとう押さえきれずに子供たちの前で涙を見せてしまいました。
時に子供たちはかなり残酷なことを平気で言います。普段ならその事件もまた自分の中に押さえ込んでしまいそうなところでしたが、家に帰ってホストマザーに「今日はどうだった?」と聞かれ、様子がおかしいことに気づいたホストマザーが、ホストファーザーとともに一生懸命話を聞いてくれました。
ニュージーランドに来て、初めて心の中にたまっていたものを全て吐き出しました。ホストファーザーが校長先生にも電話してくれ、それ以来、学校の先生たちも少しずつ私に協力してくれるようになりました。学校の方々はこのような私の状態に気づいていなかったようでした。何かあったらすぐに誰かに伝え、助けやサポートを求めることの重要性を学んだ出来事でした。

◎授業のコツをつかんだら上手くいくようになった
3学期目には最初にお世話になったホームステイ先に戻ることになっていましたが、どうしても2学期目にお世話になった家庭の居心地がよく、気に入ったため、校長先生に頼んでそのままステイさせてもらうことにしました。
3学期目に入り、様々な人に英語がすごく上達したと言われました。この家庭で家族の人たちと話をしたり聞いたりする機会がすごく多かったからだと思います。それと同時に、学校での日本語の授業もうまくいくようになりました。
どんなやり方をすれば子ども達が喜ぶか、集中するか、覚えるかといったコツをつかんだような気がします。同じことをするにもアイデアひとつで結果は大きく異なる。毎日がアイデアの勝負!でした。

◎学校やホストファミリーを通して、様々な人と出会うことができた
最終日は皆が私のためにお別れ会をやってくれ、すごく感動したことを覚えています。子供たちの前で、またもや泣いてしまったのでした。
2軒目のホストファミリーは、学校以外で、私に様々なことを挑戦する機会を与えてくれようとしました。それにより、ストレス発散や気分転換ができたと思います。学校を通して、そしてホストファミリーを通して、様々な個性的な人、魅力的な人と出会うことができました。そういう人達と深く知り合うことができたのも、9ヶ月間という長期間ニュージーランドに滞在したからであると思います。全てに感謝感謝です。
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